新潟県立塩沢商工高等学校

学校長より

学校長挨拶

新潟県立塩沢商工高等学校のホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。
 塩沢商工高等学校は、昭和38年(1963年)4月に開校し、61年にわたり地域の産業界を支える人材を多数輩出してきました。現在、地域創造工学科と商業科の2学科が併設された地域唯一の専門高校であり、県内では「商工」を掲げる唯一の高校でもあります。 地域創造工学科については、地域のニーズに応えて、平成26年度から機械システム科入学生が土木系の科目を選択履修することを可能とし、その後、令和2年度に機械システム科を地域創造工学科に学科改編いたしました。  生徒は、「自主自立性の確立と個性の伸長」「学力の向上と実践力の育成」「体力の向上と旺盛な気力の養成」の教育目標のもと、これから迎える持続可能な社会を担う人材となることを目指し、学習や部活動・特別活動に励んでいます。これまでも地域の企業様のご協力のもと、インターンシップや職場見学などを経験してきましたし、近年では、部活動において、ウエイトリフティング部がインターハイに連続出場、入賞を実現するなど、夢や目標に向かって一生懸命に活動しています。 また、本校が設立されているこの南魚沼の地は、江戸時代にこの地域の生活を記述した「北越雪譜」著書の鈴木牧之翁のふるさとであり、国指定重要無形文化財に指定された「越後上布」、あるいは「塩沢紬」といった伝統的な織物産業が盛んであるとともに、「魚沼産コシヒカリ」の一大産地としての有力なブランド力を有しているとともに、このブランド名を活かした米加工製品やそば・うどんなどの製造企業、すばらしい水を活かした飲料水等の製造、一般機械や食料品・情報通信機器等の製造などが行われており、高付加価値製品の製造が期待できる地でもあります。 このような魅力のある地に本校は設立されており、本校では、生徒が学校生活での様々な経験を通して、地域の理解を深め、地域の課題を自らの問題として捉え、最適解を導く力を育み、地域の発展や産業を支えていける力の育成を目指しています。 そして、世界に羽ばたき、世界のどこにいても、誰とでも協働し、新しい価値を創造・共創し、自らの未来を切り拓いていけるよう支援してまいります。 今後も生徒の自己実現のために教職員一同、力を尽くしていきますので、本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和6年4月 校長 川上 史人